化学工学の分野はもちろん、ありとあらゆる書籍が揃いありとあらゆる情報収集ができるのが、国会図書館。
でも利用したことがない方からすると、未知の世界、それが国会図書館。
ズバリ、国立国会図書館とは...
その名の通り、我が国唯一の国立の図書館です。
国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館です。
つまり、日本で販売された書籍が全て集まっているのが国立国会図書館なのです。
と言いつつ、国会図書館は東京本館と関西館の二つがあり、分散して保管されているので、必ずしも全ての図書が当日閲覧できるとは限りません、あしからず。
誰でも利用できるの?
満18歳以上であれば、国籍を問わず、誰でも利用可能です。
初回利用時には利用者登録が必要で、本人確認書類(運転免許証、健康保険証など、氏名、現住所、生年月日が記載されているもの)が必要です。
一度、利用者登録をしておけば、資料の閲覧、複写、取り寄せ、後日郵送複写などのサービスを利用できます。
利用料金は?
利用者登録、入館、資料の閲覧は無料です。
複写は有料となります。当日複写の場合は、コピーされたものを受け取る際に、支払います。もちろん、領収証は発行して頂けます。
支払いは現金のみで、クレジットカードや電子マネーは使用できません。
後日郵送複写の際は、複写代に加えて発送事務手数料と送料(実費)が発生します。
複写物に同封されている請求書、振込用紙を確認の上、受取後20日以内に、金融機関またはコンビニエンスストアで支払います。振込手数料は、申込者負担となります。
貸し出しできるのは何冊?
書籍の貸し出しはできません。
え!?”図書館”なのに??と思われるかも知れませんが、国会図書館は館内閲覧&複写のみで、館外へ資料を持ち出すことはできません。
館内閲覧では、雑誌は一度に10冊まで、図書は3冊まで利用可能です。返却すれば、合計冊数がこれを超えない範囲で、何度でも利用可能です。
コピー機が沢山あるの?
館内で、個人で複写作業を行うことはできません。
閲覧依頼をして本を入手してから、複写したい部分を複写依頼として提出します。そこでコピーして頂き、後から取りに行く、このような流れとなります。
混雑度にもよりますが、閲覧も複写も、依頼をしてから作業完了まで、10~40分程度の時間を要します(大凡の待ち時間はディスプレイに表示されています)。
なんでもコピーしてもらえるの?
著作権法や、その他の関係法規に触れない範囲で複写して頂けます。
ざっくりの考え方として、半分まで複写可能です。例えば100ページの書籍であれば、50ページまでは複写できます。
また、雑誌や定期出版されている書籍に関しては、最新号は複写できない場合が多いです。
↑詳細は、複写カウンターにてお問い合わせ頂くのが良いでしょう。
国立国会図書館ホームページ
↑詳細情報はこちらからどうぞ。